2019年2月、阿佐谷のギャラリーVOIDで開催した展示「閉鎖国家ピユピル」では、“デジタルデータを所有する”をテーマに、「ブロックチェーン」と「ピクセルアート」を素材として仮想の世界を創造しそこに住む住人をアバターとして販売しました。

デジタルデータは改ざん・複製が容易なため、作品としての付加価値をつけることが困難でした。そこで、暗号通過の証明に使われる技術・ブロックチェーンを用いることで「改ざん・複製の禁止」を実現しました。また、ブロックチェーン上に直接デジタルデータの情報を書き込むことで、ネットワークが存在する限り半永久的にデータが存在できる状態になり、従来のアート作品のような永続性を持たせています。

 

展示では、実際のデータ販売(購入したデータのプレビューデバイス付き)や、仮想世界のキャラクターや環境をピクセルアートで表現したアートワークの展示、技術的なデモンストレーション、暗号通過やピクセルアートに関する座談会を開きました。

 

参考記事:仮想通過 Watch

https://crypto.watch.impress.co.jp/docs/column/akiohoshi/1171564.html

参考記事:FASHIONSNAP

https://www.fashionsnap.com/article/2019-01-29/yusuke-takasaki/

 

2019.1-2